リハビリ病院の退院はリハビリの始まり

昨今の病院事情_備忘録

これは、病状の重篤度にもよるのでもし読んで不快に感じた方が居たら謝りたい。 完全に体の機能が損傷し、どの様に努力をしても完全に体の機能が回復できない人が居る事も承知している。 私が伝えたい事は、リハビリ病院のリハビリは患者の安全を最優先に行われていること、恐らく実生活に戻った後に遭遇する行動の遥かに低いレベルのリハビリであると言う事である。 色々なケースがあるので表現が難しいのだが、自宅に戻った後に今の健康状態では実行したくたくない、と感じる事を行わざるを得ない状況に遭遇することがあると思う。 実行した後私は後悔して数日寝込んだりしたが、術後半年を超える現在、あの時点で行わなければ良かったと未だに後悔している事は無い。 その一方で寝込んだ数日が体力を衰退させることになった事に何度も後悔した。 これは私の例であるが、入院する前に病院をネットで調べていた時に「私は結構過酷なリハビリのカリキュラムを完遂した」「だから現在は元気に生活している」みたいな投稿を目にした記憶がある。 現在同じ立場で考える事は、帰宅後に彼はどの様な労働をしたのだろうかと思う事である。 家事もしない、料理もしない、趣味だけに没頭する、会社役員等として書類に目を通しているだけなのではないだろうかと思えてならない。 ごく一般の人々は元の生活に戻る事がどれだけ大変かを悟り日々実行しているのではないかと私は思う。

私は最近30余年ぶりの入院生活を送りました。 その際(入院、転院、退院等)の前後で知っていたかったこと等を同じ境遇に置かれた方々に伝えたいと考えこの備忘録を作成することにしました。 この為、実際の病状や入院先等に触れることはしませんし、お世話になった病院やスタッフの方々についてコメントすることもありません。 一方、関連する行政手続き等についても幾つか触れたいと思います。 なお、昨今国内でも地域差が実際にはある様ですのであくまで参考程度にされて下さい。 記載に際しましては上述の趣旨に添って最善の配慮を致しましたが、結果としてどなたかが不快感を持たれる事が全く無いとは言えません。 仮にありました場合は私の配慮不足とご容赦頂ければ幸いと存じます。

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