退院日が迫って来た場合、何時退院を希望するか迷うと思う。 しかし、かなり多くの入院患者が年度末に退院して行く事実があった。 今思えばこれは当然で、3月の最終週から4月に掛けてどこの病院でも看護師、PT等(場会によってはドクターも)の異動が始まり、且つ4月1日には新規スタッグが入ってくる。 当然、チーム変えが行わり今まで慣れ親しんだ担当者がいきなり居なくなったり変わったりする。 結果、それまでのリハビリ結果は書面上では引き継がれるものの、個人的な信頼関係は100%ではないがかなりの部分リセットされる。 後任者も一生懸命努力はしてくれるのだが、患者側から見た安心感は当然低下する。 だから、何らかの情報を事前に得ていた者で医師の許可が得られた人は、3月の年度末に退院して行く者が多く居た。 私はそんなことを全く知らなかったので、4月初旬に退院したが、4月に入った後は入院日数の増加にはなったもののそれ以外は得るものが余りなかったと記憶しているし、むしろ、残念にさえ思った。
私は最近30余年ぶりの入院生活を送りました。 その際(入院、転院、退院等)の前後で知っていたかったこと等を同じ境遇に置かれた方々に伝えたいと考えこの備忘録を作成することにしました。 この為、実際の病状や入院先等に触れることはしませんし、お世話になった病院やスタッフの方々についてコメントすることもありません。 一方、関連する行政手続き等についても幾つか触れたいと思います。 なお、昨今国内でも地域差が実際にはある様ですのであくまで参考程度にされて下さい。 記載に際しましては上述の趣旨に添って最善の配慮を致しましたが、結果としてどなたかが不快感を持たれる事が全く無いとは言えません。 仮にありました場合は私の配慮不足とご容赦頂ければ幸いと存じます。
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